HAND CRAFT

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#009クリスマスのスワッグ

KAZUMI HIRAI

手作りをする時間は、楽しくてワクワク。
手作りのある空間は、あったかくて優しい。

クリスマスシーズンが本格的にスタートする今月は
大人気のフラワースタイリスト、平井かずみさんが
お手軽だけどかわいいクリスマススワッグの
作り方を教えてくれました。
クリスマスまであと少し! 
スワッグを作って、飾って
クリスマス気分を高めましょう。

「スワッグというと、まだ日本では
いまいち聞き慣れない言葉かもしれませんが、
ドイツ語で壁飾りの総称のこと。
古来、クリスマスには神と魔物の両方が
地上に降りてくると信じられていたそうです。
そして聖なる木、オークが
魔除けとして束ねられて
戸口に飾られたのが
スワッグの始まりと言われています。
もともとは 常緑樹や木の枝を束ねただけの
素朴な魔除け飾り。
特にスワッグのデザインに
決まりごとなどはないそうですよ」と平井さん。

平井さんが今回提案してくれたのは
半円形のおしゃれなクリスマススワッグ。
数種類の常緑樹と実ものをいくつか織り交ぜ、
ベルベッドのリボンをあしらったデザインは
シックななかにも大人のかわいらしさがあります。

「邪気を払ってくれる常緑樹は
葉の色も形も違うものを数種類使って
グリーンが単調ならないように
ニュアンスをつけました。
アクセントに効かせる実ものは
ちょっと落ち着いた色のものを選ぶと
インテリアにもなじみやすい
クリスマススワッグが完成します。
このまま飾っておくだけで自然にドライになり、
その姿もまた素敵なんですよ」


アロマキャンドルの作り方

HOW TO MAKE

材料

■ユーカリグニー 
適宜

■ユーカリポポラス 
適宜

■ロシアンオリーブ 
適宜

■ヒムロスギ 
適宜

■ビバーナム ティナス 
適宜

■フィリカ コットンブッシュ 
適宜

■バーゼリア 
適宜

■ビーディングワイヤー(ゴールド) 
♯34

■リボン 
80cm

■リネン ロープ 
30cm

  • ロープの端から約3cmのところにワイヤーを3回ほど巻きつけ、ねじって固定させる。
  • あらかじめ10cmくらいにカットしておいたグリーン(今回はヒムロスギ)をロープに巻きつける。
  • 少しずつずらしながら、5~8cmくらいにカットしたいろんな種類のグリーンをワイヤーでロープに巻きつけていく。
  • 時々、実ものをアクセントに差しながら、ロープの真ん中あたりに重心がくるようにグリーンをどんどん巻きつけていく。
  • ロープが残り5cmくらいになったら、グリーンを差す向きを逆に変えて巻きつける。
  • 端のグリーンをワイヤーできちんと固定したら、来た方向へワイヤーをざっくりとした間隔で巻きつけながら戻る。
  • 最初の位置まで戻ってきたらワイヤーを固定して切る。
  • 半円に形を整える。
  • 両端にリボンをつける。

PROFILE

平井かずみ

フラワースタイリスト。草花がもっと身近に感じられるような「日常花」を提案。雑誌でのスタイリングのほか、ラジオ番組にも出演。『花のしつらい、暮らしの景色』(天然生活ブックス)など著書も多数。東京・自由が丘のcafé イカニカを拠点に、ワークショップを開催。今冬は11/26〜12/1に札幌のSiesta Labo.にて「リース展」、12/4〜12/14にはcafé イカニカにて「冬の贈りもの展」を開催予定。



LET'S TRY!studio CLIPてづくり部がクリスマススワッグ作りに挑戦!

  • No.009 RISA SAITO

    販売促進部 グラフィックデザイナー。近頃は日本の伝統文化にも興味を持ち、水引や折形の教室に通う。

  • No.008 KAORI YAMAMOTO

    studio CLIP アパレルアシスタント。羊毛フェルトのブローチやマスコットなどの雑貨を作ることが得意。

 

今回てづくり部から参加したのは
フラワーアレンジメントに挑戦するのは
初めてという山本さんと齊藤さん。
テーブルの上にはユーカリやヒムロスギ、ロシアンオリーブ、
そして赤やピンク、シルバー、ブラックなどの
色とりどりの実をつけた植物など
スワッグに使うさまざまな花材がずらり。
部屋じゅうがグリーンのみずみずしい香りに満たされ、
それだけで和やかな雰囲気に。
「この香りのよさも、魔除けになるという
常緑樹の謂れとなっているんですよ」と平井さん。

用意されたそれらの花材の中から、
お気に入りを選びだすのにしばし迷うふたり。
でも最初が決まれば、あとはスムーズ。
少しずつグリーンを手に取っては
好きな長さにカットし、
丁寧にロープに巻き付け、
頭の中でデザインを考えながら
黙々と作業を進めて行きます。

そして約1時間後にはスワッグが完成。
齊藤さんはグリーンと白を基調にした
洗練された雰囲気の作品、
山本さんはピンクやブルーや白の実を効かせた
愛らしい作品に仕上がりました。

「かわいいスワッグができて嬉しい!
自分なりに満足できる出来映えです。
うちに飾るのが楽しみです」と山本さん。
「楽しみながらも、結構集中もできて
あっというまの時間でした。
また作ってみたいな」と齊藤さん。

材料も身近に手に入りやすいものばかりで、
グリーンのアレンジも自由自在。
難しいことを考えずに
手軽に作ることができるスワッグ。
クリスマスまでにみなさんも
自分らしいスワッグ作りにぜひ挑戦を。



できあがりました!

左:少し大人っぽい齊藤さんの作品。右:キュートな山本さんの作品。