MONTHLY RECIPES

ARCHIVE

#001 暮らしになじむ花のしつらえ

KAZUMI HIRAI

心豊かに毎日を過ごすための素敵なアイデア、
うるおいある暮らしのレシピを月替わりでお届けします。

どんどん春めいてきて、
街も色とりどりの花やグリーンに彩られる今月は
フラワースタイリストの平井かずみさんが
素敵なお花の飾り方のアイデアを提案します。

部屋に花やグリーンがあるだけで、
空間はどこか華やいで見えて、
気分もウキウキしてくるもの。
でも、街でかわいい花やグリーンを見かけても、
「適当な花器がないし、また今度……」と
諦めてしまう人も多いのでは?

そんな人に平井さんがおすすめするのは、
キッチンなどにある器をフラワーベースとして使うこと。
「わざわざ花器を買わなくても、自宅にある食器で充分!
使い慣れている器ならもともと部屋と仲良しですし、
季節の花とともに飾っても、
暮らしの中になじみやすいんですよ」。
たとえば、お気に入りのカップ&ソーサーに
小さな花を挿してテーブルに飾ってみたり、
ずっとディスプレイしている古いボトルやホーローの缶に
グリーンや花を無造作に活けてみたり。
いつもの空間も、普段使いの器もちょっぴり新鮮に映り、
花やグリーンも居心地よく見えるから不思議。

「花には季節があります。
旬のお花がかわいいと思った時に、
飾らないなんてすごく残念なこと。
手持ちの器を上手に活用しながら、
キッチンやリビング、玄関などに花をしつらえて
季節を身近に感じてくださいね」


RECIPE1

ガラス×ステンレスのソーサーがスタイリッシュなティーカップには、レースのハンカチを敷いて、大人っぽい紫のパンジーを。お茶のテーブルには、ティーカップやグラスなどに可憐な花をちょこんと飾るのがおすすめ。


RECIPE2

リビングに飾っている大きなホーローの缶には、チューリップをバサッと。一見、無造作に見えるけれど、実は中に“おとし”といわれる別のひとまわり小さめ容器が。ここに水を入れて花を挿すと、花はまとまりやすくなります。

RECIPE3

ワイヤーのかごの中に、“おとし”でもあるアンティークのボトルを入れたコーディネイト。ボトルだけでも素敵だけれど、ワイヤーのカジュアル感と水仙の愛らしさがテイストミックスされることでこなれた雰囲気に。

PROFILE

平井かずみ

フラワースタイリスト。草花がもっと身近に感じられるような「日常花」を提案。雑誌や書籍などのスタイリングのほか、東京・自由が丘の「café イカニカ」を拠点にワークショップを開催。著書も『花のしつらい、暮らしの景色』(天然生活ブックス)など多数。http://ikanika.com/