マンスリーレシピ
Monthly Recipes
ゲスト料理家 つむぎや・マツーラユタカさん

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#001 4月のテーマ:パンと一緒に! サンデーモーニング・ブランチ

季節やイベントなどにちなんだテーマに合わせて
人気料理家マツーラユタカさん(つむぎや)が
とっておきのレシピをご紹介。
さらにマツーラさんの奥さまであり
ディスプレイデザイナーのミスミノリコさんによる
簡単でかわいいスタイリング・アイデアも必見です。

この春のstudio CLIP のテーマは
「Sunday morning at the farmer’s market」。
それに合わせてマツーラさんが提案してくれたのは、
日曜の朝にマーケットで手に入れた野菜や果物たちで作る
春らんまんなブランチにぴったりのメニュー。
いつもより余裕のある休日の朝は、
ゆっくりブランチを作って
大好きなパンと一緒に味わってみませんか?

いちごとミントのジャム

マルシェで苺を買ってきたらジャム作り。
白ワインとミントを使って、
いつものジャムをグレードアップしました。
ほんのりミントが香る大人モードの味わいです。

材料

作りやすい量

いちご 1パック(約300g)
グラニュー糖 100g
白ワイン 100ml
ミントの葉 15~20枚
レモン果汁 1/2個分

作り方

  • いちごはヘタを落とし、半分にカット。ボウルに入れてグラニュー糖と混ぜ合わせたら1時間以上置き、いちごから水分を出す。
  • ①を鍋に入れて、白ワイン、レモン果汁を加えて、中火にかける。アクが出てきたら丁寧にすくう。
    ※火加減をやや強めにして煮込むことで、煮込み時間のはじめの方で、アクを集中的に出して取り除いてしまいます。
  • 弱火にして20分ほど煮込む。焦げ付かないよう木べらで混ぜ、やさしく苺の果肉を崩しながら、好みのとろみなるまで煮詰めていく。仕上げに粗く刻んだミントを加えてひと煮立ちさせたら火をとめる。熱湯消毒した瓶に入れ保存する。

そら豆とじゃがいものポタージュ

春から初夏へ、視覚的にも楽しめるそら豆のスープ。
豆の風味に、白味噌としょうがを効かせた
ほんのり和風テイストながらパンとの相性も抜群。
冷やしても美味しく召しあがれます。

材料

2~3人分

そら豆 10~11本
じゃがいも 2個
玉ねぎ 1/2個
しょうが 1片
昆布だし 2カップ
酒、みりん 各大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
ローリエ 2枚
小さじ1/2
白味噌 大さじ1
生クリーム 大さじ1
粗挽き黒こしょう 適量

作り方

  • そら豆はさやから取り出し、熱湯で5分ほどゆでザルにあげる。トッピング用に2~3個分けておく。じゃがいもは皮をむいて薄く輪切りに、玉ねぎとしょうがは粗みじん切りする。
  • 鍋にしょうがとオリーブオイル入れて弱火で熱し、香りが出たら玉ねぎとローリエを入れる。玉ねぎが透きとおるぐらいまで炒めたら、じゃがいもを入れ、軽く炒める。
  • 続いて昆布だしを注ぎ、酒、みりん、塩を加えて、フタをして7分~10分ほど煮込む。木べらでじゃがいもが崩れるようになったら、そら豆を加えて軽く煮込み、ローリエを取り出す。
  • ③をブレンダーやミキサーにかけて、味噌を溶かす。
  • 再び弱火にかけ、ひと煮たちしたら、仕上げに生クリームを加える。器に盛って、トッピング用のそら豆と、粗挽き黒こしょうをふる。

アスパラとグレープフルーツのサラダ

グレープフルーツの果汁をビネガー代わりにして
オリーブオイルとあわせてドレッシングに。
旬をむかえたアスパラのジューシーな美味しさを
房取りしたグレープフルーツのさわやかな苦味や
生ハムの塩気が、ハーモニーを奏でる一皿です。

サラダ用

材料

2~3人分

アスパラ 6本
グレープフルーツ 1個
生ハム 2枚
クレソン 適量(せりやベビーリーフなどお好みの野菜で)
ラディッシュ 2個(あれば)
適量
粗びき黒こしょう 適量

グレープフルーツドレッシング用

材料

グレープフルーツ残り果汁 1個分(※工程1参照)
オリーブオイル 大さじ2
バルサミコ酢 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
小さじ1/4
粗びき黒こしょう 少々

作り方

  • グレープフルーツは皮をむき、包丁で薄皮をむく。ボウルの上で、房の内側に包丁の刃を入れていき、グレープフルーツの果肉を房取りする。この時に出る果汁はボウルで受け、最後に手もとに残った薄皮やそこについた果肉を絞って、果汁を取り出す。取り出した果汁は、ドレッシングの材料をすべて入れ、よく混ぜる。ラディッシュは4等分する。
  • アスパラは根元から1/3ぐらいまでの固い部分は深めにむき、半分にカットする。水と塩少々(分量外)入れたフライパンで1分30秒ほど下ゆでする。バットにとり、①のドレッシングの1/2量をかけて5分ほどおく。
  • プレートに、1の房取りしたグレープフルーツとクレソン、ラディッシュを並べ、塩、粗挽きこしょうをふり、生ハムを手で裂いて散らし、2のアスパラを盛りつけ、ドレッシングをまわしがけ、粗挽き黒こしょうをふる。

かたくなったバゲットをおいしく復活させるには?

  • 焼いた翌日になると、かたくなって風味も半減……。そんなバゲッドのおいしさを復活させるには?「表面を水でささっと霧吹きしてからトーストして。ちなみに我が家では、魚焼きグリルをトースター替わりにしています。直火効果でカリッとおいしく焼けますよ」。

簡単&ハッピーなデコレーション・テク

食卓に花を飾りたいけれど、気の利いた一輪挿しがない。そんな時は、空き瓶とペーパーナプキンやハンカチを活用して即席フラワーベースを作りましょう。「お気に入りのペーパーナプキンやハンカチを瓶の高さに折り畳んで、筒状に巻き付け、瓶のくびれ部分をカラー輪ゴムで留めるだけでOK。輪ゴムの替わりにリボンやマスキングテープ、シュシュを使ってもかわいいですよ」。


photo:Nao Shimizu styling:Noriko Misumi(m&m&m’s) cooking:Yutaka Matsuura(tsumugiya) edit&text:Kazuyo Nojiri

PROFILE

マツーラユタカさん

物書き料理家。金子 健一さんとともにフードユニット「つむぎや」として活動。雑誌、書籍、イベントなどで、和食ベースのオリジナル料理を提案。個人としてはライター業も。著書に「ヌードルメーカーでもっとおいしい!生麺レシピ」(マイナビ)など。

PROFILE

ミスミノリコさん

ディスプレイデザイナー・スタイリスト。雑誌、書籍、広告のスタイリングやクラフトの制作、店舗のディスプレイで活躍。ディスプレイユニット「m&m&m’s」のメンバーとしても活動。著書に「m&m&m's のプチDIY&デコレーションレッスン」(パイインターナショナル)など。