#かぞくごと 朝時間が変わる、季節のお花との暮らしかた

12 APR 2018

新しい1日がはじまる朝の時間に、何を見て何を感じるのかは、実はとても大切なこと。
そんな時おうちに季節のお花があったら、朝からやさしい気持ちになれそうな気がしませんか。
たった一輪でもいいし、庭の草花や野草だっていい。飾り方も、ちょっとラフな方がさりげなくて朝にはよく似合います。

「次の週末に叶えたい理想の生活」を提案するNEXTWEEKENDで人気コラムを連載中のフラワーデザイナー大井愛美さんに、初心者でも取り入れやすいお花のヒントを聞いてみました。

キッチンには、太陽みたいな花をラフに飾る

「起きたらすぐ向かうのはキッチンという方も多いのではないでしょうか。
清潔で整ったキッチンに朝日がさんさんと降りそそぎ、季節の花が添えられていたら、それはもう完璧な1日のはじまりだなと思います。
あいにく我が家のキッチンには窓がないので、太陽みたいな明るいカラーのチューリップを飾ります。無造作に活けただけでも絵になりますよ。
まだ静かな朝、チューリップのすっとした立ち姿に思わず『おはよう』と声をかけたくなります。」

朝ごはんの食卓には、枝物の花を背の低いグラスに

「朝ごはんを食べるダイニングテーブルには、爽やかな白いお花がよく似合います。
今回おすすめするのはコデマリ。コデマリはまさに手毬のような丸い形の花が咲きこぼれる春の枝花。
いつもは玄関などに大きな花器を用意してざっくざっくとダイナミックに活けるのですが、余った短い小枝を背の低いグラスに入れたら、たらんと下がった姿も健気でかわいいですよ。
枝もののお花は長い期間で楽しめるのも嬉しい。毎日少しずつ花が開くのを楽しみに待つ時間も愛おしいです。」

朝のコーヒーのお供には、大人な色のミニブーケを

「私の朝に絶対欠かせないのがコーヒーブレイク。
わが家では夫がコーヒー係で、こだわりの豆を常に3種類程ストックしては、彼がその日の気分でセレクトしてくれます。
手引きのミルで豆を挽き、年季の入ったケメックスにお湯が注がれると、たちまち部屋中にコーヒーの香りが充満する。まさに至福の朝です。
そんな場所に花を飾るなら、大人っぽい深い色のお花が素敵。今回は紫色のスイートピーと、そこに同系色のアストランティアも一緒に入れて、野花のような可憐なブーケにしました。
コーヒーを飲みながら、うっとりお花を眺める幸福感に浸れるはず。」

いかがでしたか。
朝の時間にほんの少しのお花があるだけで、どこか余裕が生まれたり、心が弾むもの。
ご自身のライフスタイルに合った飾り方で、ぜひお花との暮らしを楽しんでみてくださいね。

NEXTWEEKENDとは?

「次の週末に叶えたい理想の生活」をコンセプトに、雑誌やウェブマガジン、リアルイベントなどを通して、季節の楽しみや暮らしの小さな工夫をお届けするメディアブランドです。

Listen to Nature / 大井愛美

フラワーデザイナー兼ディレクター。
2014年11月、自然を身近に感じ、ちょっと素敵な暮らしを提案するオリジナルブランド「Listen to Nature」をスタート。リースやブーケなどのフラワーアイテムのオーダーは4か月待ちという人気。