#006多肉植物の寄せ植え

MISA MATSUYAMA

手作りをする時間は、楽しくてワクワク。
手作りのある空間は、あったかくて優しい。

第6回目は、多肉植物専門ブランドのsol×solの
クリエイティブディレクター、松山美紗さんに
多肉植物の寄せ植えの方法、かわいい飾り方を伺いました。

部屋にあるだけで
気分を和ませてくれるグリーン。
なかでも多肉植物はフォルムがユニークで、
インテリアプラントとして大人気です。

「ぷっくりとしていたり、
白い毛や粉で覆われていたり、
サボテンはトゲで覆われていたり。
そして色味もグレイッシュだったり、
ビビッドだったり、実は紅葉もしたり……
とにかく表情が豊かなのが魅力です」
と松山さん。

カタチや質感が独特で存在感もあり、
絵になりやすい多肉植物。
松山さんのお部屋にも、
素敵な器に入った多肉植物が
有機的なオブジェのように飾られ、
かわいいアンティーク家具や雑貨が彩る
空間のアクセントになっています。

「多肉は光さえたっぷり当ててあげれば、
小さなスペースでも
元気に育ってくれる丈夫な植物。
水やりの回数も少なめで、
乾かし気味に育てればいいから
管理がとても楽。
いわゆる植木鉢ではない、
鉢底に穴がない器に入れてもOK。
だから、陶器のカップ&ソーサーや
ガラス、ホーローボウル……
キッチンにある食器などを使ってもいいんです。
お気に入りの器に好きな多肉植物を植えれば、
部屋に飾るのがますます楽しくなりますよね」

また単品でもいいけれど、
ワンランク上を目指すなら
色味やフォルムのコーディネイト次第で
新しい世界観が生まれる
寄せ植えにもぜひチャレンジしてみたい。

「同じ科のもの、性質が近いものを
寄せ植えすると育てるのが簡単ですが、
いきなりその組み合わせ考えるのは面倒。
まずは、ビジュアル重視で選んでも大丈夫。
じっくり観察して、
弱ってきたなと思うものだけを
また別の器に植え替えればいいので、
とにかく気に入った多肉植物を
好きな器に自由に配置して
自分らしい寄せ植えを楽しんでください」



多肉植物の寄せ植え方法

HOW TO MAKE

用意するもの

寄せ植えしたい多肉植物(数種類)
多肉植物用の土 赤玉中粒の土
ピンセット(割り箸などで代用も可) スコップ 器

  • 粒が大きくて通気性が高い赤玉中粒の土を、器の底から1cmくらいの高さまで入れる。
  • その上から、器の約半分くらいの高さまで多肉植物用の土を入れる。
  • 寄せ植えする多肉植物のレイアウトをイメージする。
  • 多肉植物をポットから取り出し、余分な土を軽く落とす。なお、根元に枯れ葉があれば取り除き、根が張っていたら土をほぐして少し整理をする。
  • 端から多肉植物を配置しながら、土手を作るように、斜めに土を少しずつ足していく。
  • すべての多肉を配置し終えたら、外側から隙間に土をいれる。ただし、縁から1cmはウォータースペースとして空けておくこと。
  • 容器の外側を叩きながら、中の土を均等にならす。
  • できあがり!

PROFILE

松山美紗

多肉植物を扱う専門ブランド『sol×sol(ソルバイソル)』のクリエイティブディレクター。フラワーアレンジの経験を経て、多肉植物の姿に魅了されて転向。埼玉郊外に温室を構え、多肉植物の生産から販売まで行う。日々の暮らしの中で使う食器や道具などを使った、おしゃれなアレンジメントに定評があり。著書に『誰でもできる 多肉植物スタイルブック』『多肉植物図鑑』(ともに日東書院)、『sol×solの多肉植物・サボテンと暮らそう』(ブティック社)など



ARRANGE!

studio CLIPの器を使ってかわいくアレンジ!!

WECKのガラス容器

ガラスの透け感を生かして、ハオルシアの交配種を深植え。「器の横からも多肉植物が楽しめるように植えました。ガラスがたくさん並んでいるなかに飾るとかわいいですよね!」

プリントマグカップ

インパクトがある柄のマグには、シンプルにパピラリスを。「今回は花が咲いていてかわいいものを1種類だけ植えましたが、ミニ多肉を2〜3種類寄せ植えしてもかわいいかも」。


ウッドボウル

「素材がウッドなので、できるだけ水やりしなくても大丈夫な、乾燥好きのものでコーディネイト」。使ったのはフクムスメやパープルヘイズ、エケベリアのワーテルエリーなど。

白いホーローボウル

白い器は何でも映える優れモノ。「これはグリーンとピンクをミックスして、少しかわいく寄せ植えしました」。使ったのはシラカバキリンやゾウゲウチワ、オーロラ、フミリスなど。


レタード付きホーローボウル

「ボウルの文字をスパイスにして、グリーン系の少しスタイリッシュなもので寄せ植えしました」。使ったのはグリーンオブツーサ、フクロクリュウジンボク、ミニサボテンなど。