#004ビーズのイヤリング

HIROMI TAKAHASHI

手作りをする時間は、楽しくてワクワク。
手作りのある空間は、あったかくて優しい。

そんな手作りの魅力をお届けする連載第4回目は、
注目のアクセサリーデザイナーの高橋裕美さんが
この夏のナチュラルな装いに合わせたい
キュートなビーズイヤリングの作り方を教えてくれました。

欲しいデザインのイメージはあるけれど、
なかなかぴったりの
アクセサリーが見つからない。
誰しも1度や2度、そういう経験を
したことがあるのでは?
そんな時は、思い切って
自分でアクセサリーを作ってみよう。

「最近はアクセサリーを作るための
パーツも道具も充実しているし、
手芸屋さんやインターネットで
かなり手に入りやすくなっています。
自分だけのおもしろいものが作れますよ」
と高橋さん。

お気に入りのパーツを手に入れて、
イメージを膨らませながら、
組み合わせやデザインを考えるのは
なんとも楽しいひととき。

「今回作ったイヤリングはナチュラルで
フェミニンな雰囲気に仕上げました。
左右はあえて少しボリューム感を変えて、
アシンメトリーにするのが今っぽい感じです。
でも、ビーズをカラーものにしたり、
花をもっとビビッドな色味のものにしたり、
使うマニキュアの色を変えたり……。
アレンジ次第で、イメージはまったく変わり、
その自由さも手作りならではの魅力です」

思いのままに作ったアクセサリーは
世界でたった一つのオリジナルであり、
身につける時の愛おしさもひとしお。
自分らしさにこだわりたい人は、
ぜひアクセサリーの手作りにチャレンジしてみて。

高橋さんが手がけるハイコラソンの作品

ナチュラルで甘めのデザインの片耳ピアス。アシンメトリーに片耳ずつ違うデザインをつけるのもおしゃれ。

「この夏は、大ぶりのデザインがかわいいなと思って」と高橋さん。こちらのチョーカーはつけ衿みたいなデザインがキュート。

腕や耳……。メキシコの教会などで売られ、奇跡のパーツと言われている「ミラグロ」を使ったネックレス。



ビーズのイヤリングの作り方

HOW TO MAKE

材料

■1ペア分 
4つ爪シャワー台イヤリング(またはピアス)1ペア 
パール 4個 ウッドビーズ 6個 小さめのビーズ 6個 花のパーツ 適量 
Tピン 8本 つぶし玉 レースのリボン 30~40cm 
手芸用ボンド マニキュア

■使用した道具 
やっとこ 平やっとこ ニッパー はさみ

  • 小さいビーズをTピンに通す。
  • 次にウッドビーズをTピンに通す。
  • シャワー台の穴が空いているほうに、ビーズを通したTピンを差し込む。
  • シャワー台の裏側に出たTピンは、約1cm残してニッパーでカット。
  • 残した1cmのTピンを平やっとこで90度手前に折り曲げる。
  • 折り曲げたTピンを、さっきとは逆方向にくるりと丸やっとこで丸める。
  • 同じ要領で残りのウッドビーズ、パールをシャワー台に取り付ける。(ただし、パールは小さいビーズを先に通していません)
  • レースのリボンを約15cmにカット。
  • 約6cmのレースを下側に垂れるように残し、そこを根元にして、シャワー台に取り付けたビーズの間を埋めながらランダムに巻き付けていく。
  • もう片方の端も約6cm残し、根元に戻ってきたら、両端のレースが重なるようにコルクボードの上などに固定する。
  • 片方のレース6cmのレースの片方のみ、縦半分に切り込みを入れる。
  • 3本になったレースを、レースを三つ編みする。
  • 先1cmくらいを残して、ほどけないように手芸用ボンドで固定。
  • さらに指でくるくると先を絡めて、余分なところははさみでカット。
  • 花のパーツは扱いやすいボリュームにカットして、2つにわける。
  • シャワー台の空いている穴に花の茎の部分を差し込む。
  • シャワー台の裏から茎につぶし玉を通して、平やっとこで玉をつぶす。花が抜けないようになれば、余分な茎はカット。
  • シャワー台にイヤリングを取り付ける。4つの爪は、対角線にあるものを交互に平やっとこでおさえるとずれにくい。
  • 黄色のマニキュアで、レースのポンポン部分を色づけする。

PROFILE

高橋裕美

アクセサリーブランド、Hi-CORAZON(ハイコラソン)のデザイナー。2006年、メキシコの旅で感銘を受け、旅先で自らのブランドをスタート。「Hi」はデザイナーの名前の頭文字、「CORAZON」はスペイン語で心臓の意味。心臓のように人に欠かせないモノ、お守りのような存在になるようにという想いが込められています。多種多様な素材で、胸がときめくような作品を発表しています。



LET'S TRY!Studio CLIP てづくり部がビーズのイヤリング作りに挑戦!

 

今回、てづくり部に参加した鳥海さんと酒井さんは、
コサージュやシュシュを自作したこともある、
もともとアクセサリー作りが好きな2人。
「でも今までは、縫ったりするだけだったので……。
本格的なパーツを使ったアクセサリーを作るのは
初めてなので楽しみです」

今回作るイヤリングは、
ウッドビーズとパールを組み合わせ、
レースやお花をちりばめたデザインが、
可憐でナチュラルな印象。
高橋さんが用意してくれたパーツや道具を使って、
イヤリングの製作をスタート。

2人はアクセサリー作りの経験者ということで
ビーズやレースを扱う手つきはなかなかのもの。
特に酒井さんはやっとこ使いも鮮やかで、
くるっとTピンを丸める
細かい処理も丁寧できれい。
高橋さんから「上手いですね!」の言葉が。

一方の慎重派の鳥海さんは、
やっとこにはちょっぴり苦戦。
時々、高橋さんの手を借りる場面も。
「シャワー台とイヤリングを重ねて、
爪を曲げる作業が特に大変でした。
爪は小さいし、台をずらさないように固定するのは
なかなか難しいですね(苦笑)」

といいつつも、高橋さんのお手本通り、
かわいいイヤリングを完成させた2人。
「細かいパーツを使った作業があるぶん、
ちょっとプロっぽい感じの仕上がりになりますね!」



「リネンのブラウスやワンピースとか、この夏のおしゃれのアクセントにぴったり」